フリーランス・・・甘美な響きである。
最近、Twitter界隈では猫も杓子もフリーランスエンジニアの大合唱である。確かに儲かりはするのだろうが、そこまで合唱されると裏に策略があるのではないかと勘繰りたくもなる。
実際、フリーランスの素晴らしさを訴える人には、エンジニアスクールの広告が付いていたり、エンジニアを常駐型で紹介する人材紹介の広告が付いている。
ポジショントークなのである。
しかし、全てのトークは狭い個人の脳内から発せられる。全てのトークはポジションを取らざるを得ず、客観的な意見など存在しない。
客観なんてものはありはしあに。我々の目にもし紫外線まで見える能力が備わったら、世界の姿は一変する。客観なんてありはしない。全ては幾万の主観から見える世界があるだけなんだ。
さて、ここで私もポジションを目一杯取り、声を大にして言おう。フリーランスは会社員よりも良いぞと。
何が良いのか。
個人事業主として経費を計上出来るようになると、様々なサイドプロジェクトを走らせやすくなる。例えば、このメディアのように。
このメディアの記事は、構成を私が考えて、細かい肉付けをライターの方に依頼している。そのライターの方へ支払うお金は経費として処理する。
売上 - 経費 = 給与
という単純明快な計算からも分かる通り、ライターへの経費を払うほど、給与が下がり、給与にかかる住民税や所得税や社会保険の金額は低くなる。
そして、このメディアが将来収益を発生させてくれれば、これは投資ということになる。給与を減らし、税金を低くすることが出来、さらに投資ができるのである。
しかし、自分の人生のミッションと重なり合う自社サービスに関われている人は、フリーランスになんかならなくて良い。フリーランスは、お金と時間という自分の価値の最大化をするために選択するものだ。
フリーランスで獲得できる仕事が、自分の内発的な動機も得られるという幸運はなかなか訪れないことは覚悟しよう。
自分の時間とお金を最大化したい、またはどうしてもやってみたいサイドプロジェクトがある、といった場合にはフリーランスはオススメである。
そんなフリーランスへのなり方だが、
こちらの記事で私がフリーランスのデータサイエンティストになるまでの過程をご説明した。
未経験から27歳でPythonを書き始め、1年2ヶ月会社に勤めて、フリーランスのデータサイエンティストになることができた。これはかなり順調にフリーランスになれた部類だと思う。
上記記事のスライドの中で私はこんなことを言っている。
フリーランスになるには営業力が必要なのだ。
これは大変である。私より技術力があるが、営業力がなく、フリーランスになれない人を見てきた。
意外と一朝一夕では身につかないのが営業力なのである。私はたまたま前の職場で広告代理店の営業マンとしてのキャリアがあったため、(ダメダメ営業マンではあったが)、なんとか仕事をご紹介して頂けた。
しかし、営業力がなくてもフリーランスになる方法はある。
人材紹介業を使うのだ。今回お勧めするのはBIG DATANAVIというサービスだ。
実際に、私も利用したことがある。契約が終わり、周りに営業をしてもすぐには仕事がもらえなかった時だ。
今までの経験を書いたスキルシートを送付すると担当者から連絡をもらえる。
<スキルシートの例>
その後、実際にBIG DATANAVIを運営しているエッジコンサルティング株式会社へお伺いし、どの程度の報酬が欲しいか、週何日稼働できるかヒアリングを受け、
私も1ヶ月単価120万のお仕事を紹介して頂いた。かなりの高待遇である。担当者の方とお客様になる企業へ訪問し、面談をした。
しかし、先方の求めるスキル要件と合わず、このお仕事は流れてしまった。エッジコンサルティング株式会社の方にもお時間を頂いたのに申し訳ない。。
その後、自分の営業の中で仕事を頂けたので、BIG DATANAVI経由で実際にお仕事をしたことはなかった。
もし、フリーランスになりたいけど、自分に営業力がないと思ったら営業を外注すれば良い。それが人材紹介である。
フリーランスになることが目的なら、営業力があることはマストスキルではない営業を外注して、使えるものは全て使った方がいい。
興味をもったらBIG DATANAVIへスキルシートを送ってみよう。