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SEO対策・競合サイト調査に有効な分析ツール9つ&導入時の注意点

公開日:2019/9/26
更新日:2019/9/26
キーワード:SEO 競合サイト 分析ツール
文字数:7000文字(読み終わるまでおよそ12分)

この記事でわかること

  • SEO対策や競合サイト調査に有効な分析ツール9つ
  • 分析ツールの導入前後で必ず気をつけておくべきこと

はじめに

現代は、消費者がGoogleをはじめとする検索エンジンで商品やサービスを調べることが当たり前になっています。

そのため、自社サイトがGoogle検索で上位に来ること競合サイトより使いやすいと認識してもらうことなどが、そのまま売上に直結するといっても過言ではありません。

この記事では、こうしたSEO対策や競合サイトの調査に有効なツールをご紹介しています。

また合わせて、導入前後に注意すべきポイントについても解説していきます。

「SEOツールなんてどれも同じじゃないの?」
「よくわからないけど、とりあえず導入してみたい」

と考えている方は、こちらの内容もあわせてご参考ください。

1.分析ツール9つを ニーズ別に比較!特徴と料金まとめ

ママレモンさんによる写真ACからの写真 

まずは、おすすめの分析ツールを9つをご紹介します。

紹介にあたり、担当者によくある下記3つのニーズに合わせてツールを分類しています。自社の目的に合わせたツール探しにお役立てください。

①SEOに有効なコンテンツを作りたい
②自社メディアを改善したい
③競合サイトを詳しく調査したい

①SEOに有効なコンテンツを作りたい

SEOに有効なコンテンツを新しく作る場合は、検索でよく使われるキーワードの調査が不可欠です。次のツールを検討してみてください。

分析ツール特徴
Google キーワードプランナー単純操作でキーワードを発見できる
Keyword ToolAmazonやYouTubeの注目ワードも探索

Google キーワードプランナー

Googleが提供している分析ツールです。対策キーワードに関連する複合キーワードを簡単に調べることが可能。

競合性や入札単価などから売上に繋がりやすいキーワードを把握できます。

ただその一方で、無料利用の場合は表示数値がざっくりとしたものしか出ないため、注意が必要。

Google広告の運用と合わせて活用する場合は問題ありませんが、ブログ記事などのテーマ決定に活用したい場合、少額の広告予算を設定して使用しておくとよいでしょう。

調べられること特徴
・関連キーワード
・平均検索ボリューム
・競合性
・入札単価
・Google広告の効果予測
・操作方法が明快
・各キーワードが競合サイトでどの程度使われているのか確認できる
・Google広告表示させるための設定価格がわかる
料金こんなときにおすすめ
無料アカウント…無料有料アカウント…Google広告の出稿費用・複合キーワードを網羅的に把握したい
・コンテンツの差別化ができるような、お宝キーワードを探したい

Keyword Tool

検索エンジンのオートコンプリート(関連キーワードの自動提案)を利用して、派生キーワードを探し出してくれる分析ツールです。

たとえば「SEO対策」というキーワードを入力すると、

「SEO対策 ツール」
「SEO対策 依頼」

というように、メインキーワードと一緒に検索されるキーワードを知ることができます。

Googleキーワードプランナーと合わせて使うことで、キーワードの検索意図をより深く理解してコンテンツに反映する、ニーズを限定した派生キーワードに焦点を当て、よりCVに近いユーザーを狙う……といった戦略をとることができます。

調べられること特徴
・関連キーワード
・サジェストキーワード
・平均検索ボリューム
・競合性
・クリック単価
・最大750のキーワードを提示
・Google以外に、YouTubeやAmazonでよく使われているキーワードも検索できる
・無料版はアカウント作成なしで利用可能
料金こんなときにおすすめ
・キーワードツール…無料
・キーワードツールPro…要問い合わせ
・CVに繋がるよう、コンテンツの内容を作り込みたい
・競合の少ないキーワードを探したい

②自社メディアを改善したい

すでに公開しているコンテンツの改善、ウェブサイト全体のチェックをしたい場合は、次のようなツールが有効です。

分析ツール特徴
MIERUCA特許申請中のUIで手早く改善策を導出
KeywordmapSNSの注目コンテンツが探せる
TACT SEO複数の分析ツールで改善案を提示
Paddle SEOBIツール「Tableau」を導入

MIERUCA

株式会社Faber Companyの分析ツールです。集客力・閲覧力・誘導力・成果力を可視化するUIで、流入の妨げとなっている要因を手早く発見できます。グラフやヒートマップなどを多用した、グラフィカルなレポート作成機能を搭載しているのも魅力です。

調べられること特徴
・キーワード検索数
・競合流入
・共起語
・キーワードサジェスト
・コピーコンテンツチェック
・コンテンツのKPI基準
・スマホ
・タブレットのユーザー行動
・SEO順位
・潜在的な競合サイトのURL
・製品やブランドを軸にした自社と市場の流入の差が調べられる
・検索ユーザーのインサイトを可視化
・ヒートマップ機能で読了率の計測が可能
料金こんなときにおすすめ
・エキスパート…初期費用無料
・月額費用要問い合わせ
・スタンダード…初期費用10万円/月額費用10万円
・スタンダード Plus…初期費用10万円/月額費用13万5000円
・プロ…初期費用10万円/月額費用20万円
※各プランに無料トライアルあり
・コンテンツの量産が難しい
・リライトによる改善を行いたい
・Webマーケティング未経験
・競合が増える中でユーザーを維持したい

Keywordmap

株式会社CINCが提供する分析ツールです。流入キーワードの検索、ユーザーの検索意図が掴めるレポート機能などで、スピーディーに改善策を立てられます。

調べられること特徴
・流入キーワード
・季節キーワード
・共起語
・流入獲得ページ
・競合サイトのキーワード
・広告文
・LP・競合ドメイン
・SNSで話題になっているコンテンツを探せる
・競合の広告戦略が分析できる
・インストール不要
・既存のデータとの連携不要
料金こんなときにおすすめ
要問い合わせ(無料トライアルあり)・改善の作業時間を短縮したい
・Googleアルゴリズムの変動にいち早く対応したい

TACT SEO

株式会社ウィルゲートの分析ツールです。Googleアルゴリズムの解析機能や複数の分析ツールで、具体的な改善ノウハウを導き出してくれます。ただ、スマートフォンでの利用は推奨環境外となっているので注意してください。

調べられること特徴
・検索露出キーワード
・関連キーワード
・複合キーワード
・キーワード別の上位ページ傾向
・モバイルの登録キーワード
・指定サイトの順位獲得状況
・競合ドメイン
・上位表示ページの内部要素
・関連コンテンツ料
・外部リンク評価
・Google Analyticsと連携
・直感的なビジュアル
・SEOコンサルタントによるサポートあり(無料)
料金こんなときにおすすめ
・フリー…無料・ライト…月額3万円
・プロフェッショナル…月額7万円
・エキスパート…月額15万円
・専門家の知識を借りたい
・改善のアクションを迅速に行いたい

Paddle SEO

株式会社プリンシプルが開発した分析ツールです。

「あと少しで上位表示される」ポテンシャルを秘めたキーワードの検索、複数のキーワードやページをグルーピングして分析など、多様な機能を搭載しています。BIツール「Tableau」の導入で、分析結果が視覚的にわかりやすいのも特徴です。

調べられること特徴
・関連キーワード
・ポテンシャルキーワード
・ページ別のキーワードパフォーマンス
・表示回数
・クリック数
・順位毎のCTR
・散布図や順位分布図を使った
・対策年比較や季節ごとの変化の把握ができる
・ダッシュボード機能搭載、サンプルも充実
・Google Analyticsと連携
料金こんなときにおすすめ
要問い合わせ(無料トライアルあり)・アパレルアイテムなどの季節商品の売上を伸ばしたい
・改善案の依頼をスムーズに行いたい

③競合サイトを詳しく調査したい

競合サイトの見つけ方、アクセス数や利用されているキーワードの調査に特化したツールを利用しましょう。おすすめは、以下の3つです。

分析ツール特徴
DemandMetricsキーワードを大量に扱える
SimilarWeb業界のトレンドをいち早く分析
eMark+ Site Analyzer詳細なユーザー分析で競合を把握

DemandMetrics

DemandMarkets株式会社・DemandSphere株式会社の分析ツールです。自社サイト・競合サイトの状況、キーワードを始めとする各平均値など、網羅的に調査することができます。

調べられること特徴
・関連キーワード
・トレンドキーワード
・サジェスト
・キーワードの平均順位
・想定流入数
・CTR
・被リンク
・CPC
・競合サイトのコンテンツ
・得意キーワード
・被リンク
・シェア数
・潜在的な競合サイトのURL
・一度に扱えるキーワードが多い
・ダッシュボードで可視化
・Google Analyticsと連携
・SEO資料の無料配布
・セミナー開催
料金こんなときにおすすめ
・プロフェッショナル…要問い合わせ
・プレミアム…要問い合わせ
・エンタープライズ…要問い合わせ(無料トライアルあり)
・対象となるキーワードが多種多様
・サイト規模が大きい
・業界の変化が激しい

SimilarWeb

SimilarWebの分析ツールです。業界ごと、地域ごとにセグメントを分けて調査することが可能。デスクトップはもちろん、モバイル対応でアプリの利用状況を分析してくれます。

調べられること特徴
・検索キーワード
・トラフィック
・流入シェア率
・人気ページ
・トレンド変化
・類似サイトのURL
・競合サイトの広告クリエイティブ
・サブドメインのトラフィックシェア
・人気ページ
・コンバージョン
・サイトディレクトリ
・アプリのダウンロード推移
・アクティブユーザー
・継続率
・ダッシュボードで可視化
・246種の業界データを収集
・訪日外国人や海外の消費者のニーズが調べられる・コンサルティングあり
・プラグイン機能搭載(無料)
・活用セミナー開催・活用ブログ公開
料金こんなときにおすすめ
・Free…無料
・SimilarWeb Pro…要問い合わせ
・海外展開している、もしくはこれから実施したいと考えている
・アプリの売上改善
・業界のトレンドをオンタイムで把握したい

eMark+ Site Analyzer

株式会社ヴァリューズが提供する分析ツールです。競合サイトの行動を適宜調査できる機能が、ひと通り揃っています。eMark+ Keyword finderやeMark+ Target Focusといった別サービスと連携させて、カスタマイズができるのも特徴です。

調べられること特徴
・検索キーワード
・人気コンテンツ
・流入元の変化
・競合サイトの広告
・流入元別のUU数やセッション数
・流入シェア
・直帰率
・滞在時間
・競合サイトとの併用状況
・アプリの利用ランキング
・アクティブ率
・過去2年間のデータを調査可能
・ユーザーの性別
・年代
・エリア別で検索できる
・競合サイトの集客プロセスがわかる
料金こんなときにおすすめ
・eMark+ Free…無料
・eMark+…初期費用10万円/月額10万円(一部機能無料)
・eMark+ Pro…初期費用30万円~/月額費用30万円~
・eMark+ Premium…初期費用30万円~/月額費用45万円~
・自社サイト
・競合サイトのユーザー層を詳しく知りたい
・Webの販促費用が限られている
・社員の分析スキルがまちまち

2.導入後も要注意!分析ツールで気をつけたいこと

UNITE5さんによる写真ACからの写真 

新しいシステムを導入するとき、自社の目的に合っているか十分に検討することが不可欠です。

しかしSEOや競合サイトの分析ツールの場合は、それ以外に、導入前後で気をつけなければいけないポイントがあります。

この章で、それぞれについて解説しましょう。

①導入前

使わない機能が多すぎないか

利用目的に合った分析ツールを見つけたら、不要な機能が多すぎないか検討しましょう。

分析ツールは、お金をかけるほど多くの機能が使えるようになります。従って、活用できないのであればコストの浪費になるからです。

利用者のスキルはどのくらいか

利用者が、どの程度の分析スキルを持っているのか確認してください。無料トライアル版があれば、実際に触ってもらうといいでしょう。

②導入後

分析ツール以外の方法で情報を収集する

以下の情報も、積極的に集めるようにしましょう。SEOにおいて重要なだけでなく、直接調べることで分析ツールの結果が理解しやすくなります

情報の種類調査方法
サジェスト
GoogleやYahoo!の検索欄にメインキーワードを打ち込む
関連するキーワード検索結果ページの最下部に移動
タイトルや目次競合サイトを実際に見る
インデックス1.Googleの検索欄に「site:対象のドメイン」を入力して検索2.検索結果ページ上部に表示される検索件数を確認
テキスト量SEO文字数(テキスト量)評価チェックツールを使う
更新ペース1.Googleの検索欄に「site:対象のドメイン」を入力して検索2.検索窓下部のツールをクリック3.「期間指定なし」をクリックして変更

分析結果にとらわれすぎないようにする

導出された結果だけにとらわれ、ユーザーをなおざりにすることのないようにしましょう。

ありがちな事例として、以下のようなものがあります。

利用頻度の高いキーワードだからといって、コンテンツに無理やり詰め込む
閲覧回数が多いからといって、ページの雰囲気を考えずに広告を貼る

また、キーワードからユーザーの検索意図をきちんと類推しなければ、焦点のずれたコンテンツとなってしまいがちです。

数値だけで判断するのではなく、そのキーワードで実際にどういうコンテンツが上位表示されているのかをチェックし、ニーズの仮説をしっかりと立てることが大切です。

3.まとめ

分析ツール特徴こんなときにおすすめ
Google キーワードプランナー・操作方法が明快
・各キーワードが競合サイトでどの程度使われているのか確認できる
・Google広告表示させるための設定価格がわかる
・複合キーワードを網羅的に把握したい
・コンテンツの差別化ができるような、お宝キーワードを探したい
Keyword Tool・最大750のキーワードを提示
・Google以外に、YouTubeやAmazonでよく使われているキーワードも検索できる
・無料版はアカウント作成なしで利用可能
・購入に繋がりやすいコンテンツを作る
・競合の少ない複合キーワードが知りたい
MIERUCA・製品やブランドを軸にした自社と市場の流入の差が調べられる
・検索ユーザーのインサイトを可視化
・ヒートマップ機能で読了率の計測が可能
・コンテンツの量産が難しい
・Webマーケティング未経験
・市場が縮小傾向にある
Keywordmap・SNSで話題になっているコンテンツを探せる
・競合の広告戦略が分析できる
・インストール不要
・既存のデータとの連携不要
・改善の作業時間を短縮したい
・Googleアルゴリズムの変動にいち早く対応したい
TACT SEO・Google Analyticsと連携
・直感的なビジュアル
・SEOコンサルタントによるサポートあり(無料)
・専門家の知識を借りたい
・改善のアクションを迅速に行いたい
Paddle SEO・散布図や順位分布図を使った
・対策年比較や季節ごとの変化の把握ができる
・ダッシュボード機能搭載、サンプルも充実
・Google Analyticsと連携
・アパレルアイテムなどの季節商品の売上を伸ばしたい
・改善案の依頼をスムーズに行いたい
DemandMetrics・一度に扱えるキーワードが多い
・ダッシュボードで可視化
・Google Analyticsと連携
・SEO資料の無料配布
・セミナー開催
・対象となるキーワードが多種多様
・サイト規模が大きい
SimilarWeb・ダッシュボードで可視化
・246種の業界データを収集
・訪日外国人や海外の消費者のニーズが調べられる
・コンサルティングあり
・プラグイン機能搭載(無料)
・活用セミナー開催
・活用ブログ公開
・海外展開している、もしくはこれから実施したいと考えている
・アプリの売上改善
・業界のトレンドをオンタイムで把握したい
eMark+ Site Analyzer・過去2年間のデータを調査可能
・ユーザーの性別
・年代・エリア別で検索できる
・競合サイトの集客プロセスがわかる
・自社サイト
・競合サイトのユーザー層を詳しく知りたい
・Webの販促費用が限られている
・社員の分析スキルがまちまち

おわりに

SEOや競合サイトの分析ツールは、実際に利益が向上して初めて意味を持ちます。

気になるツールを見つけたら、解析結果をどう活かすのかシミュレーションしておきましょう。

こちらのサイトでは、他の解析ツールも解説していますので、気になるものがあれば一緒に見てみてください。

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ABOUT ME
北爪 聖也
ダメ営業マンからデータサイエンティストへキャリアチェンジ。 技術とビジネスサイドの橋渡しが出来るため、ダメ営業マンの経験も役に立ちました。 広告代理店ADKにて3年勤務→データ分析受託の会社DATUM STUDIOにて1.2年勤務後、独立。
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